▼コペルニクス的転換

コペルニクスという人がいました。地動説を唱えた人だということをお聞きになったことでしょう。コペルニクス的転換という言い方があります。あるとき、いままでの感覚ががらりと変わることがあった場合、こんな言い方になるのでしょう。

このコペルニクス的転換というのが、なかなか身にしみてわかりませんでした。しかし仕事をこなしていくと、あっと気づくことがあります。ものごとを素直に見たまま観察すべし、私心を入れずに、客観的に見ていくことだと。そんな考えがあるでしょう。

ところが客観的に見たはずのものが違う場合があるのです。太陽が動くのは確かなはずでした。しかし実際には地球が動いていて、その結果、太陽が動くように見えたのです。同じように、他者の立場で自分を見ると、自己評価が転換します。ある種のショックです。