▼成果と独創
まっさらなところに新しい秩序を作って、これまでにないことをするというのは、そう簡単なことではありません。実際には、まっさらな領域に、他のところから持ってきた秩序を変形させて、原理は同じでも、従来とは違う方式で行うというのが一般的です。
歴史的に見ると、画期的に見える革命的な変化も、かつてあったものの変形、あるいは再構成というべきものだといわれます。当然ながら、変形し、再構成する人は、かつて存在したものをそのままなぞるわけではありません。それは逆に難しいでしょう。
意図した変形や再構成の中に、知らないうちに意図せざるものが入り込みます。結果として、そうなるということです。大切なのは、独創的であろうとするよりも、成果を上げようとすることでしょう。そして成果の上がるものなら、独創的な要素が評価されます。
