▼アカデミー方式と工房方式

イタリア・ルネサンスの時代には、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロがいて、芸術の歴史の中でも、ある種の究極的な時代でした。彼らが、絵や彫刻、建築など、一つの分野だけでなく、様々な分野で活躍したのはご存じのとおりです。

このころから、工房で芸術を身につけるべきか、アカデミーで指導を受けるべきかという、二つの考え方があったとのこと。ダ・ヴィンチは、アカデミーでの指導が正しいという立場でした。学問と同様に、知的に、言葉で伝えるべきだという考えだったようです。

アカデミー方式では、手取り足取りではなく、考え方や、実践の方法、あるいはコツを教えることになります。ビジネスでも、言葉で教えることを意識しないと、スピードの速い時代には、うまくいきません。知識の時代、言葉の時代がやってきたといえるでしょう。