▼知らないと言える雰囲気
これからは知識領域が広がり、各分野での知識の高度化が進みます。個人に依存する分野が増えることが確実です。この分野を専門としているのは誰であるかを、組織の側も評価できなくては困ります。各人の強みを知ってこそ、活かせるからです。
ギリシャ哲学の講義を聞いたとき、「無知の知」という話が出てきました。自分はよくわかっていないと自覚していることが重要なのだということだったかと思います。よくわからないことを、わからないと言えなくては、困ったことになるのは間違いありません。
人間は万能ではありません。負荷をかけすぎて緊張させてしまうと、力が発揮できなくなります。専門家と扱われた人が、知らないと言いにくい雰囲気を作らないようにする努力が重要です。個人依存が高くなるからこそ、気をつけないといけなくなります。
