仕事をしていたり、自分の興味あることを続けていると、知らないうちに専門知識が集まってきます。自分流の仕事の仕方や、自分流のものの見方が出来てくるはずです。
こうした専門的な知識を、発展させていこうという意欲的な人たちがいます。これこそ専門家になる人でありプロになる人でしょう。ドラッカーが書いていました。
▼花形セールスマンの生産性をさらに向上させるため最高の方法は、セールス大会の場で成功の秘訣を語らせることである。外科医の仕事を向上させるための最善の道は、学会で自分の仕事について語らせることである。 『プロフェッショナルの条件』
本当の専門家なら、一般の人に向けて優れた入門書が書けるはずです。一流の学者だけが、圧倒的な入門書や教科書を書くことができると言われている通りでしょう。
まだ日本一、世界一の実力がなくても、情報発信をしていくことによって、自分の実力を上げていくことができます。プロフェッショナルになるための王道かもしれません。
自分用のコンテンツを作る経験は、業務の構築を考えるときにも役立ちます。知識の体系化は、業務の体系化につながり、実務でも活きてくるのです。
専門領域を体系化するために、情報発信は優れた手段になります。専門家・プロになるためのエンジンは、自分の中にしかありません。共に学んでいけることを願っています。